About us
部門について
研究部門紹介
生命医科学融合フロンティア研究部門は生命の基本原理と難病病態の解明、先進的な診断予防法の開発、革新的な治療法の開発を3つの方針に掲げ、医学研究科を中心に微生物学病研究所、薬学研究科など分野横断的な部門として2017年に発足しました。
私たちは再生医療、遺伝子治療、生体イメージングといった新規治療法や技術開発を進め、得られた知識や技術を臨床現場や社会へ適用しています。これをトランスレーショナルリサーチと呼びます。
このようなトランスレーショナルリサーチから明らかとなる疑問や課題を分析し、再び基礎研究にフィードバックすることで、研究現場だけでは得られない新たな研究課題が創成されます。これをリバーストランスレーショナルリサーチと呼びます。生命医科学融合フロンティア研究部門では、トランスレーショナル及びリバーストランスレーショナルリサーチのサイクルを繰り返す「研究開発エコシステム」を循環させることで、新たな生命医科学の諸課題を見出し解決していきます。そのためのアプローチとして医工連携や産学連携といった異分野融合を重視します。
また、本部門はアクティブで自由な発想を持つ若手研究者の育成に力を入れていきます。生命現象の神髄に迫る基礎研究から最先端テクノロジーを駆使した臨床研究に至る幅広い領域において多様な研究者を排出したいと考えております。私たちは本学の強みである免疫学・再生医学・基礎生物学を通じて生命医科学のフロンティアを開拓し、共創を通じて人類の健康に貢献します。